「口に磁石入ってた」
「なわけないでしょ」
ベシッとたたかれた。
車に荷物を積んで、乃愛も乗せて…俺も運転席に座る。
「楽しかった」
「そ?」
「うんっ、こんな楽しい誕生日初めて!ありがと、恭」
「うん」
ゆっくりアクセルを踏んで家に向かう。
「あれ?」
静かになった乃愛を見ると、エイを抱きしめて寝ていた。
袋に残されたライオンとトラとイルカとシロクマは少し寂しそうだった。
つーか、どんだけぬいぐるみ買ったんだよ…。
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