「あのね、蒼希にふさわしくないのかなーって、考えちゃった」


きみといると、言葉が溢れてくるんだ。


「蒼希はかっこいいし、モテるし、私なんかでいいのかなって…」


蒼希は黙って聞いてくれている。
優しいよね。


「だから、不安になったの…」


全部言った。分かってくれたかな?


「バーーカ」


え?


その言葉とともに優しいぬくもりに包まれる。

だっ抱きしめられてる?!


「んなの、気にすんな。俺がそばに居て守ってやるから。


お前を幸せにできるのは、この俺様だ」