休み時間、勇気をだして

彼氏、竜二のクラスに行ったんだ。

呼び出した時は、笑顔で来てくれたんだ。

『どうしたの?小春。』

優しい笑顔で、昨日の事が嘘のようだった。

安心して、

『竜二、ごめんね。本当にごめんなさい。

許して?私、すごく後悔してるの。

本当にごめんなさい…。』

私は皆の目線が集まっている事は

分かっていた。

でも、伝えたかった。

これで終わると…思ってた。

『小春、バカじゃないの?』

彼氏はそう言って、

私を床に殴り倒した。


『許す訳ね〜じゃん!!

おもしろ、コイツ!!

皆の前で昨日みたいにやってあげよっかぁ〜?

それとも後にする?ん?どっちかなぁ〜?』

許せなかった…。

意味わかんないよ?

『最悪っ』

それだけ言って、教室に走って戻った。

それをみていた

クラスメイト、彩が、私に

声をかけてくれたんだ。