「そういえば先に行ってクラス分け見てきたけど…クラス、見事に4人とも一緒だった。C組。」


頼くんの嬉しそうな笑顔。


「ホントに!?嬉しいよ〜美咲〜!!!」

「茜〜!!」

嬉しさのあまり美咲と更に抱き合う。




「…千尋も嬉しいんだろ?」

「何が?」

「また誰かさんと一緒だから。」

「…………。」




「あれ?千尋もう教室行く?」

あたしの言葉を無視して千尋はすたすたと校舎内に入っていく。


…なんか機嫌悪い?というか顔が赤かったような…。


「千尋、どうかしたの?」

「俺に図星つかれて、困ったみたい。」


ニッコリ笑う頼くん。

あたしもつられて思わずニッコリ。


????

なんかよくわかんないけど、まぁいいか…。