私の大嫌いな英語だー
香奈を見るとボーってしていた

これはダメだ…
英語が終わってすぐに香奈の机に行くと

「ちょ、ちょっと優希詳しく説明して」

「分かった」

私は昨日あった事をすべて話した…

「あんたがあんなに男子と言い合いしてるの久しぶりに見たんだけど」

「やっぱりそうゆうと思った」

私は笑いながら言うと

「しかもあの聖夜くんとねぇ…」

確かにびっくりするのも仕方ない
だって私は小学校の時あんまり男子と
喋ってなかった…

喋ってなかったというかあんまり男子に
興味がなかったのだ

普通に喋るけどああやって言い合いした事はあまりない

「優希がねぇ…」

と香奈がニヤニヤしながら言った
何か勘違いしてそう…

「優希もしかして聖夜くんの事好きなんじゃない?」

「はっ!?そんなわけないじゃん!」

有り得ないよ
だってあの聖夜くんだよ…
何かと突っかかってくるし

「いーや、今はそうかもしれないけど
 いつか気づく時がくると思うなぁ…」

「まぁ好きな人できたらちゃんと言ってね!」

「うん…」