涙が止まらない


止めたくないのかもしれない

でも怖くもあった

あの子が大樹の好きな子かもしれない

チョコ、受け取ったのかな?


なんだか大樹への想いも流れてしまう気がした




「大樹・・」



「柚?」



私の耳に届いたのは



「たい・・き」



私の好きな人の



私を呼ぶ声だった