「えっ・・」

大樹はいた


きれいな女の子と一緒に



何かを渡している


あれはきっとチョコ


ああ、あの子大樹が好きなんだ



理解したとたん視界がぼやける



涙がこみあがるように目頭を熱くした




もう見ていられない




私はその場を立ち去った