6月27日の朝。
私は学校に行くまでの道を歩く中、ずっと和也の事を考えていた。
1時間目…2時間目…時間は刻々と過ぎる中で私は
(和也に会いたい…)
その想いが強くなっていた。
ただのメル友なのに…。
5時間目は調理実習で、グループに分かれ、ショートケーキを作っていた。
甘い匂いが教室中に漂ってきた…
「……来!未来!」と大声で呼ぶのは隣にいた惠であった。
私のグループは、私と惠、それとギャル系の池内飛鳥・加藤尚美の4人であった。
「…ごめん…何?」と返すと
「生クリーム混ぜてって言ってるぢゃん!和也君の事ばっか考えすぎ!」
その言葉に残りの2人が笑いだした。
(何でそんな事で笑うんだ?!?…)
と私は不思議だったが2人に愛想笑いをし、生クリームを混ぜ始めた。
ケーキは後苺を乗せるだけ………
「……できた-!」
4人で声を揃え完成を祝った…と同時に…
ポタポタ…
(えっ…雨だ…和也大丈夫かな?…)
突然振ってきた雨に私は少し不安を抱いた。
学校が終わり、履きなれたローファーの踵を踏みながら足早に〇〇駅まで向かった。
〇〇駅に着くと凄い人混みであった。
その人混みの中、ポツンと一人…泥まみれの和也がヤンキー座りをしていた。
私は学校に行くまでの道を歩く中、ずっと和也の事を考えていた。
1時間目…2時間目…時間は刻々と過ぎる中で私は
(和也に会いたい…)
その想いが強くなっていた。
ただのメル友なのに…。
5時間目は調理実習で、グループに分かれ、ショートケーキを作っていた。
甘い匂いが教室中に漂ってきた…
「……来!未来!」と大声で呼ぶのは隣にいた惠であった。
私のグループは、私と惠、それとギャル系の池内飛鳥・加藤尚美の4人であった。
「…ごめん…何?」と返すと
「生クリーム混ぜてって言ってるぢゃん!和也君の事ばっか考えすぎ!」
その言葉に残りの2人が笑いだした。
(何でそんな事で笑うんだ?!?…)
と私は不思議だったが2人に愛想笑いをし、生クリームを混ぜ始めた。
ケーキは後苺を乗せるだけ………
「……できた-!」
4人で声を揃え完成を祝った…と同時に…
ポタポタ…
(えっ…雨だ…和也大丈夫かな?…)
突然振ってきた雨に私は少し不安を抱いた。
学校が終わり、履きなれたローファーの踵を踏みながら足早に〇〇駅まで向かった。
〇〇駅に着くと凄い人混みであった。
その人混みの中、ポツンと一人…泥まみれの和也がヤンキー座りをしていた。