現実に満足してない?

私自身、そんなつもりは一切なかった。

私は鈴宮音羽。19才。大学一年生。

両親、兄弟は姉と弟の三人兄弟。

裕福な家庭の方だった。

お金の面で苦労したことはたぶんないんじゃないかなぁ。

祖母がいたころは、お手伝いさんも居た。

友達もそれなりにいる。

大学は推薦で、そこそこの大学に入った。資格取得を目指している。

だけどね…なんか枯れてるの。

毎日。

なぜ?

分かってるでしょ…私。