大「あれ、ルー知らねぇの?
三鷹には俺らの後輩がいんだよ。」

大和たちの後輩?

それって…

流「りゅ…うき」

全国1の暴走族、龍鬼だ…

大「お前…言っただろ?
あれはルーのせいじゃねぇよ。」

流「違う…あれは…」

大「ルー、全部1人で抱えるな。」

あたしのせいで、あの人は…

龍鬼にもそれ以外のたくさんの人にも大切にされていたあの人。

尊敬され、愛されていた人。

大「大丈夫だ。
まぁ何かあったら言えよ。
俺らは、ルーの味方だから。」

流「…ありがと。」

まさか龍鬼がこの高校にいるなんて…

パパやママたちも絶対知ってたよね。

なら、何で…?

大「とにかくいくぞ!」

流「うん…」