そこに近寄ってきたお母さんは松本に何かを言った。






それは恐らく・・・いや、必ず私の症状についてだろうな。










松本が目を丸くして私の顔を見る。










私はとりあえず「ごめんなさい」と言ってみる。










こうやっているとね、言葉を発して、普通の人と思われるけど、私には何も聞こえないんだよ。








自分が何を言っているのかも聞こえないんだから・・・・・・・。