私は先生からそっと離れた。




一気に温かさが無くなり屋上の風で体が包まれる。







だけど、これでいいんだよ。







ずっとこうしていたいって思えば思うほど辛くなるって分かるから。







「先生、もう私大丈夫だから。」







すこし微笑んで見せた。











視界がぼやける・・・。

先生の泣き顔が良く見えないよ・・・・









やっぱり私は泣いてしまった。







強くならなきゃいけないのに。