「ちょっと山本と関山教室先に帰っといてくれないか?俺、鎌田とちょっと話すから。」





え・・・?
ってことは二人きり・・・!?




嬉しいけどドキドキするよ!
っというより今の事先生に言わなくちゃいけないんだよね・・・。





心配かけたくないのに。







「んじゃ、ゆな、教室でね。」





「あ、うん。ありがとね。」





加奈と隼人は私にニコっと微笑むと屋上を去っていった。