「失礼しまーす。」





「あ、鎌田。本当に来たんだなー。どうせこないと思ってた」



どうせって・・・。
ヒドイ言い方!!
悪いと思ったからちゃんといったのにぃ~!



「じゃぁさ、悪いけどこのプリントの束数学室に持ってっといて。それが終わったら帰っていいです。」



そこにあったのは・・・。
プリントの束どころか山だよ~!!

こんなの1人で運べって言うわけ??
も~こうなったら私の底力見せつけてやるんだから!



私はその山を何とか抱え込み職員室を出ようと片手をドアにかけ、開けようとした時・・・。


ドアが勢いよく開き、私はそのまま誰かにぶつかってしまった。
私は尻もちをついてしまった。
あ~ぁプリントがぁ~・・・。




「あ!ごめん!大丈夫!?」



・・・・え。
その声・・・・。まさか。