ホムラにまで心配かけてしまって、またまた自己嫌悪。

でも、それだけではいけない。

きっと私にも出来ることがあるはず。

そんな私の決意を手助けするかのように、ホムラが再び話し出した。

「玄武はね、この辺りに手がかりがあるらしいよ」

「この辺りに?」

「うん。だから、ヒリュウはハルカとボクには玄武の手がかりを探して欲しいみたい」

「やる!」

思わず叫んでしまっていた。だって、それこそまさに私に出来ることだもの。

「どうやって?」

「へ?」

「だから、どうやって見つけるの?」

ホムラは何が可笑しいのか、クスクスと笑いながらそんな疑問を投げかけてきた。