[クリスマス当日] 「美紅!」 翔は白い息を吐きながら、走って私の元へやってくる。 それと同時に私の手をぎゅっと握ってくれた もう、手を握るのもなれたかな。 「寒いねー」 私は、翔の手をぎゅっと握った 「だな!さすが冬」 翔は苦笑いをする 「あ、雪!」 真っ黒な空からチラチラと真っ白な雪が舞い降りてきた 「きれー・・」 翔もその光景に見とれてるようだった 今だ。 今言うときなんだ。 私は呼吸を整えて翔を呼んだ