「うん。主人公が交通事故になるところとかもう感動だったね」


「だよなー」


そんな映画の話をしてると、あっという間に私の家についてしまった



「送ってくれてありがとう」


「ん。またデートしよっ」


「そーだね」


「それじゃ。」  「うん。また明日学校で」




翔の後ろ姿を見送った。



愛おしい姿だ。



見えなくなるまで見送ると、私は家の中へと入っていくのだった