「雷兎、こんなところにいたのか。裏庭に居なくて探したぞ」

「…何で陽介はいつも探しにくるんだよ」


「連絡しにきたんだろ!?午後の授業は体育だってよ」


「……あぁ」



「……?何かあったのか?」


「…別に何でもねぇよ。次、体育だろ?着替えに行くぞ」


時間を見てみるとそろそろ予鈴がなりそうだった


「お前が言うな!」


「いっ…て!」



俺の頭を陽介が叩く


ったく…手加減を知らないのか


それにしても…
ニャアちゃん、ちょっと泣いてたような?


心配だな…