「…これでいいだろ」


……したんだ

キス…



「雷兎…いつもと違う。もっと深いやつしてよ」


「夏菜……我が儘言うな」


「違うから!いいから早く!!」

「…ったく…声、出すなよ?」


「う……んっ…」


雷兎…何で?

その子が好きなの…?



あ…そっか……

私…勘違いしてたんだ


雷兎の好きと私の好きは違う…

あの時感じた違和感は当たってたのか



もしくは雷兎が私を好きと言ったのは夢だったのかも


はは…そんな夢を見るなんて…


「…は……んっ……」



そんな声…聞きたくない!


もう…どっか行ってよ!!