「んっ……」


気持ちよく寝ていると突如息苦しくなった


こ…これは…


…また!?


「らっ…雷兎……」


「ニャアちゃん…無防備すぎだよ」



そう言って再び近づけてくる唇

「だっ…ダメ……」


私は雷兎を押し退ける


「ん?どうしたの?ニャアちゃん…」


「き…キスは…好きな人としかしたらダメって…」


そう言うと首を傾げる雷兎


「ニャアちゃん…俺のこと好き?」


「う…うん」


「俺もニャアちゃん好きだよ。ってことで…キスしていい?」

えっ…雷兎も私が好きなの!?

好奇心…とかでなく?


雷兎は"好き"の気持ちを知ってたのか~


残念なような嬉しいような…



私は雷兎が好き

雷兎は私が好き


…なら、いいのかな?


なんか…昨日読んだのとだいぶ違うけど…


もっと…こう真剣に…というか…


私は一応…心臓がドキドキしてる…


これが…恋なの?


特別……