「い…嫌……」


私は首を横に振る


誰かも分からないし何か近かったし何となく恥ずかしいし…



うん…何となく嫌



「そんなこと言わずに…おいで?」


男の子は手招きをする



「だっ…誰なんですか!?」



私は声を振り絞る


本当は逃げ出したかったけど寝場所を取られたまま黙ってられない



「答えたら…俺の隣に来る?」

と…隣に……?


私はまた首を横に振る



「もっ…もういいです!お休みなさい!」


やっぱり逃げます!!

美怜ちゃ~ん!!