「雷兎!!」


嬉しいよ…

嬉しい!!


思わず雷兎の胸に飛び込んだ


「っ!!」


雷兎は私を受け止めてくれるも痛そうな顔に…


「あ…ごめんなさい」


そうだった…お腹…

慌てて離れる


「いや…大丈夫。俺って見た目より頑丈だから」


すると雷兎は両腕を広げる


「おいで?」


本当に大丈夫かな…

恐る恐る雷兎に触れる


そしたら雷兎が後ろから包み込んでくれて…

またじんわりと嬉しさがこみ上げてくる



「雷兎!雷兎!!」


久しぶりに雷兎に触れた…

この匂い…好き…


「ははっ…何?」


この声も…

あったかさも…


全部…


「大好き!!」


そう言って目一杯雷兎を抱き締める