うー……。

……眠たい。



結局、私は3時間くらいしか眠れなかったみたいで、
寝不足のままで登校。


ここまで何回、
アクビを噛み殺しただろう。


「ふあああああ、」


そして私はまた大きなアクビをひとつ。


…ん?


そして大きく伸びをしたその先に見えたのは。


あ、あれ。
由美子じゃないかな。


正門のところで由美子、
らしき女の子を見つけて駆け寄る。


昨日、
クラブに出なかったこともちゃんと謝んなきゃ。


「由美子!
おはよー!」


私は肩を叩き声をかける。