なんか酷っ!


私はドスドス歩きながら必死になって中村くんを探す。


もう、
信じらんない!


私のこと、
どう思ってるのよっ!

ってゆーか
どうも思ってないか…。



放っていかれたのは私の方かもしれないっていうのに。



ふう。

思わずため息。



……ん?

あれ?
あそこに
いるのって…。



私は駅の右側少し広くなってるスペースに中村くんの姿をみつけた。


大きな車に設置されたテント屋根の下。