「あたし告白された。」

「え!誰に!?」

「松田先輩に。」

松田先輩といえば、学校内でもイケメンだと人気な先輩だった。
勉強も運動もできるオールマイティーな感じ。

「で、なんて?」

「うん、振ったよ。ごめんなさいって。周りの先輩達はありえない!とかゆってたけどさ。」


ナナコは静かに笑った。