「でね、ここはこうするの。わかる?」

「これはね、…」



藤堂くんは、優しく教えてくれた。



穏やかな声は、耳に心地良い。

色白な肌は透き通るようで、そこにあるパーツ1つ1つがとても繊細なつくりになっている。


今まで気がつかなかったけど、美少年だ。


思わず見とれてしまった。