「っていうか泳ご!遥達も泳ぎ出したし」

「そだねぇ」


そういって私達は沖に向かって泳ぎだした。



もう足がぎりぎりかなってところで、水面に顔をだした。


「っぷはぁっ!!ササぁ~?」


私が呼ぶと、ササが少し先のところで顔をあげた。


「ぷっふぅ。なに~?」


振り向いたササは、ながーい前髪が目に張り付いてる…。


「ハハハハハっ!ササっ…前髪がっ……」


と、私は近づいてササの前髪を掻き分けた。



!!!!!




わぉ…。


ありえるんですなぁ、これ。