あぁ、これいつまで続くんだろうな……。




とあきれていると。





「いい加減にしろやどアホどもぉーーーーーーーーっ!!」




怒号とともに和服の男が沙茶に蹴りを入れた。



「すげぇ……」




思わずまた声に出してしまうほど。




ただ、その風貌から、俺はすぐ。



「あぁ、なるほど」




と納得してしまった。






やっぱり。




ササの顔が引きつっている。