というか、その勘はあったっていたらしい。 並んでる途中で、この場に似合わない奇声と人だかりを見つけて。 ま・さ・か。 と、遥ちゃんに待っててもらい、俺は人だかりの中を突き進んだ。 「マジかよ…………」 思わず声に出してしまった。 「だぁーーーーーっ!」 「はっ、はっ、はっ!」 そこには。 …………………来夏のハイキックを両腕で受け止めてる沙茶がいた。