こんな甘い雰囲気に慣れてない私は 思わず大声を出してしまった 今、すごくいいところだったよね?? 「え...」 葵さんもポカンと口をあけて 引き寄せていた片手は ストンと力が抜けていった 「えっと...わ、私用事思い出しました!!!」 「え...」 「も、もう帰りますね!!」 スルッと葵さんからすり抜け カバンをもってドアを開ける 「おい...まだ話が」 ガチャン