だって、あたし…この男に仕返しするって言われてるし。




「まぁ、悪いよ~にはしないから。とりあえず、これ持っとけ」




三好鳴海からスマホを渡される。













「俺が呼んだら、5分以内に必ず来いよ。間に合わなかったら、お仕置きだ」




「おっ、お仕置き!?」




「そう……お前が一番嫌がりそーなこと」




三好鳴海は、ニヤリと笑うとそこで話を終えた。




ステージ場には他の学年のプリンセスが次々と選ばれて、並んでいく。




だけど、どの女の子の表情を見ても、




みんな、喜びと幸せに満ち溢れている……。




……悪夢だぁ!!




なんで、あたしだけこんな目に!?