女の子は保健室で事情をきいてもらい、
6時間お世話になることに。





学校が終わると、
すぐに保健室へ迎えに行った。
その子はベットで寝ていた。



「驚いたわ。2人がこんな可愛い子…」

保健医のマリコ先生が言った。

「これから、どーするのかしら?」



「今は、警察には言わないで
親が探しに来るまで面倒見るつもり
先生、見たでしょ?傷。」

「ええ。そうねぇ…」

「僕も、全力でこの子守りたい。
僕みたいに辛い思いさせたくない。」

「だめよ、あんまり情を注いじゃ。
辛くなるのは、目に見えてることなのよ」

「わかってます。」





「…」

「お、起きたの?おはよ」

「帰るぞ」




3人で家にかえった。