待ち焦がれて、待ち焦がれてすっかり焦げ過ぎたた3日目の朝。


翔馬から届いたメッセージで目覚める。



【(翔馬)19時半頃帰るから、家寄っていい?】

【(珠稀)大丈夫だよ!待ってるね(´∇`)】



海の写真キレイだった、ありがとう。

沖縄、楽しかった?

いい思い出作れた?

好きな子とはたくさん話せた?




たくさん聞きたい事はあるけれどまずは翔馬に会いたい。


早く、会いたい――。



満面の笑みで思い出話を聞かせてくれるであろう翔馬が目に浮かぶ。


早く、あたしも翔馬の笑顔見て、笑いたい。


止まった時間を動かしたい――。




【(翔馬)珠稀に色々報告したい事があるんだ^^】




ね。あたし、翔馬がどんな話をしてもちゃんと笑えるように強くなるからね。