『…―み、あみ…亜美!!』


お母さんの声にはっと目をさました。

どうやら
布団にうずくまったまま

いろいろ考えてたら

寝てたみたいだ。



「なーに?」


『夏休み1日目からぐーたらして!これ、煮物作りすぎたから隣の裕太くん家にもってって!』


「―――えっ…」


悪夢の報告を昨日きいたばっかなのに…


なんか、会いたくないな……






―――――ピンポーン


裕太の家のインターホンをおす。


…結局、お母さんにはかなわなくて

いくはめになってしまった。



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