一回立ち上がってのびてから

なぜか部屋の隅に転がっている

ペットボトルのジュースをとり、


裕太に渡そうとした。



「…っ!―――あっ!」



「! あぶねっ」


なぜかカーペットにつまずいて


座っている裕太へダイブしてしまった。




――――――ドサッ!














「う…裕太ごめん…」



裕太の腕に受け止められたみたいで


裕太がひょろひょろ男子じゃなくて
よかった…なんて呑気に考えながら


顔をあげると
裕太の顔が目の前にあって

慌てて顔をさげた。



「ったく、大丈夫かよ、亜美」



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