どうしたらいいんだろう


どうしたら…―――





本当は分かってる


裕太は私を家族みたいに思ってる


だから、あんな優しいんだと思う


私は、所詮そういう存在。



あの子は…――


あの子は…紗季ちゃんは…―――


それより上の存在になる。



そうなっていく過程を


私は、そばで、




みていけるだろうか…―――?





今でも、もう泣き叫びたいくらい


気持ちがぐちゃぐちゃなのに…








―――――ピロンッ♪





メール受信:裕太









「…っ…ゆうた…」





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