一見、硬派に見えるが、図体が大柄で優しい性格。
内海は、このような上江田の性格が大好きだった。

そのように、お互いのことを一番理解しきってるつもりの上江田も、内海がずっと時計を見つめていたのは、やはり、おかしく見えたのだろう。

一方、内海は、時計の針の動きに熱中していたわけでもなく、時計をぼうぜんと見つめながら、早く休み時間にならないかな。と、授業逃避をおこなっていた。