私が声を殺して泣いてたら

ガラッ

「唯花ー」

夏樹が入ってきた

「なっ、夏樹!?」

「唯花、お前…」

心配そうに夏樹は言う

「これは、違うの!目にゴミが入って」

私は必死で言い訳した

でも、夏樹は気づいたみたい

多分、見てしまったのだろう…

拓海と陽花ちゃんが手を繋いで仲良く帰っていく所を…