「好き…じゃないよ。」 そう言うしかなかった。 「ほんとですか!」 満面の笑みで 「じゃぁ、橋田先輩に告白してきます」 ガチャン 行ってしまった… 「ーっ…」 だめ、 泣いちゃだめだよ 我慢するの って思ってたけど 無理みたい 涙が勝手に溢れてくるの だって… 窓から外を見れば、 陽花ちゃんが拓海に告白してるのが見えるから。 「ふぇっ…」 もぅ、止められないよ…