「……なるほど」 あたしの説明を聞き終えた彩は、一つ大きく頷いて。 「いつのまにそんな面白いことになってたの!?」 目を爛々と輝かせてそう言った。 「面白いことって」 「もうっ早く言ってよねー!!」 バシバシあたしの肩を叩く彩。 い、痛い。