「ちょっと光さん!もう帰らないと・・・」

「大丈夫だよ。あと、少しだけ・・・」


まだ何か話してるみたいだけど

聞いたら悪い気がして

聞かないようにした。


名前を知れて喜んで忘れてたけど

あの女の子、光さんの彼女かな?

清楚でおとなしくて可愛いし、


あんなにかっこいいんだもん

彼女くらいいるよね

普通・・・


分かってたけど

現実を突き付けられるとやっぱり辛い・・・


「あ''ッ!」

「危ない!」


後ろから息も出来ないくらいの

衝撃が頭を襲った

そのまま意識が・・・