しばらくして先生が来た。

「皆さんあけましておめでとうございます」深々と先生はお辞儀した。

皆もお辞儀しながら、返事を返した。

式があるらしく、私達は廊下に並び体育館へと入っていった。


校長先生の話しはまたもや長くて、足がしびれた。

式が終わり、帰ろうとした時誰かに肩を掴まれた。

そこにいたのは、亞美さんだった。
その周りには怖そうな人達がいた。

「ちょっと体育館裏にきな」
そうゆって周りの怖そうな人達に腕を掴まれた。

「止めて!!離して!!」

振りほどこうとしても、相手は男なのでかなうはずもない。

優也達も先に帰ってる。

後で優也とは会う約束してるのに…

私は引っ張られながらも、体育館裏まできた。

「亞美さん、どうしてこんなことするの?」
ついた途端に亞美さんに聞いた。

「どうしてッて…決まってるじゃない!!あなたが優也の彼女だから許せないのよ!!」