教室につくと、女子達の痛い視線がとんできた。

優也と付き合ってるからかな…
優也モテるから。


私は席についた。

しばらくして、美嘉達も入ってきた。

「もぉ~ほってかないでよ~」

美嘉はポカポカ私の肩を叩いた。

「美嘉達が新年そうそうラブラブしてるからだよぉ」

うらやましいぐらいにね。

そうゆうと、美嘉の顔がみるみる内に赤くなった。

かわいいなぁ~

「千春達だってラブラブなくせに」

ジトーッとした目で私を見てきた。

「あれ~?そんな指輪してたっけ!?」

私の指にはめてある指輪を見ながら、美嘉はゆった。

見られてしまったかぁ。

「あぁ、これね。これわぁ…優也が買ってくれたの」

美嘉はじっくり指輪を見ている。

「いぃなぁ~、遥樹~私にも買ってぇ」

遥樹に美嘉が甘えてる。

遥樹はあきらか困った顔をしていた。

「また今度な」

「やった~♪」

美嘉は小さい子どもみたいだった。