そこには…

きれいに光る指輪があった。

「キレイ…」

私はその指輪に釘つけになった。
「貸してみ、つけてやるよ」
「う…うん」

私は優也に指輪を渡した。

私の指に指輪がはめられた。

ちょっとブカブカだ。
「ありがとう…」

男の人から指輪なんかもらうの始めてだ。

「今はさ…そんな指輪だけど、いつか必ずちゃんとした指輪つけてやるから」

優也は照れながらゆった。
「優也…ありがとう…」

私はとても嬉しくて…
こんなに幸せでいいのかッてぐらい幸せすぎて…

泣いてしまった。

「おぃー、泣くなよ~」

「だって~嬉しいんだもん」

「泣き虫~」

優也はそうゆって私の頭を撫でてくれた。


あ…
優也へのプレゼント…
「そういえば、私も優也へプレゼント」

私は鞄から可愛くラッピングされてある箱をとりだし、優也に渡した。