学校に着くと、なぜか亞美さんと優也が笑いながら話している。

ドックン…

また心臓が暴れる。

しだいに怒りが込み上げてくる。
これは…
亞美さんに対する嫉妬だ。

なんで、亞美さんと話してるの?

「おはよ~ってどうしたの?こんなトコで立ち止まって」
ぼーっとしていると、美嘉が話しかけてきた。もちろん隣りには遥樹がいた。
「あ…なんでもないよ!おはよ。」
「ふ~ん」
美嘉は不思議そうな顔をした。
「あれ?あれって優也と…亞美さんじゃね?」
遥樹は優也の方を見ながらゆった。
「本当だ…楽しそう。でも、なんで亞美さんと優也が話してるんだろ?」
私が聞きたいよ…