いつもとちょっと違う絢斗くんだったけどこんなに話してるのは 今度は、本当に夢みたいだった。 『そういえば…。』 絢斗くんはいちごジュースを飲みながら 『昨日さ、俺の名前…呼んでたよ…ね?』 子犬のような顔で聞いてきた。 ドキンっ! 『あ。顔が赤くなったね…?』 一瞬にして妖艶な笑みをこぼす絢斗くん。 あんたどんだけ表情を変えんだよっ!