「あっ」


机から筆箱が落ちる。

私は、拾おうとした……

瞬間


「はい」

なんと…あの黒髪美人が拾ってくれた……






「あっ……あ…り……あっ…そっその、あり…ありが……うぅ……」

美人を目の前に…
上手くしゃべれない。

「ありがっ……と…」

「どういたしまして」


ニコッと微笑む茶羅。


わぁ……

なんて美しいんだろう…

山口 茶羅という人間は。


茶羅さんについみとれる…