ガラガラ~っと教室のドアを開ける。


「おう、遅かったなお前ら」

すみません…先生。


「とりあえず席座れ」

「あっ、はい」

私と神崎君は、空いてる席に座る。




「お前らもう中学生だし、いつまでも小学生みたいなことすんなよ」

……まぁ、中学生だしね。

自覚くらいあるよ。


「自己紹介するぞ、出席番号順な」

1番の子が席から立ち上がる。












あ……そろそろ私だ。

前の子が立ち上がる。


「山口 茶羅です、よろしく」

サラ……さん……

なんか黒髪ストレートに、綺麗な顔。

凄い……美人。

同じ人間なのに違いすぎる…!!