一人で、自分の気持ちを上げたり、でも不安になったりしてたら、いつの間にかあたしにまで靴を履かせてたルイ。





「ありがと」
「いいよ。ミユは、不安な気持ちとかをさ、ゆっくり整理してたらいいから」



笑顔で、そう言ってくれた。


あたしは、今すぐにでも抱き付きたくなってしまった。




だから素直に抱き付いた。


_____ぎゅっ