笑ってるルイの足に、あたしの蹴りがクリティカルヒットした。 「うぉぉぉ……いっいい」 ずっと唸ってるルイを横目にあたしは準備をそそくさとしていく。 髪型もポニーにして、ちょっと気合い入れてみた。 ルイもいつの間にか準備が終わってて、携帯で何か調べてるみたい。 何してるんたろ? 疑問に思いながら、準備ができたから声を掛けようか迷う。